麻衣です。人妻です。
私が秘密のお付き合いを始めた理由・・・知りたいですか?
私は、数年前に、人も羨むような高収入男子と出会い、結婚。幸せな日々を過ごしてきました。
結婚当初は、若かったこともあり、収入の良い男性と結婚することが女の幸せなのだと信じて疑いませんでした。
実際、私が結婚した当時、周りの女友達からは、嫉妬心からのあからさまな嫌味も多く浴びせられ、その反面、この人たちがどんなに苦労しても手に入れられない幸せを私は掴んだのだと、天狗になっていました。
結婚相手の主人は、正直、お金以外には何も自慢出来るようなことがありません。
外見も、性格も・・・そして、性生活も・・・。
外見については、私、実はあまりこだわりがない方で、これまでお付き合いしてきた方も、目を引くようないわゆるイケメンではないので、男女ともに友達からの「麻衣ならもっとイケメンと付き合えるんじゃない?」という言葉も、ピンときたことがありませんでした。
何より、主人のことを心から愛していましたし・・・
もちろん、懐具合も含めての愛情ではありますけどね・・・。
そんな中、知ってしまったんです。
主人に、「愛人」がいるということを・・・。
初めは、頻繁に鳴るLINEメッセージ。
そのメッセージが来ると、必ずと言っていいほど自室にこもり、しばらく出てきません。
夜も帰ってこないことが多くなってきます。
一人きりの夕食・・・。
毎日が寂しくて、寂しくて・・・堪りませんでした。
ひとりワイングラスに血のような色をしたワインを注ぎ、帰らない夫のために作った夕食を眺め、何度涙を流したことかわかりません。
きっと、私がこうやってひとり寂しくグラスを傾けている間にも、彼はその手に、厭らしく息を荒くして、溢れんばかりの蜜を垂らした雌猫を抱いているのだと思うと、悔しくて、切なくて、消えてしまいたいという気持ちでいっぱいでした・・・。
そんな中、たまたま目にした”仮想通貨”の記事・・・。
以前から、株取引には興味もあり、勉強していたこともありましたので、この私の寂しさを紛らわすために、仮想通貨は絶好のタイミングと思い、主人がせっせと精液を垂らす間に、私は、仮想通貨で利益を上げていったのでした。
気づけば、利益が億単位に・・・。
いつものように、帰らない夫を待つ寂しさを紛らわすためにパソコンの画面を眺めていたある日のこと・・・
その日は、いつになく雨が激しく降り続き、家の中にいても心がどこか不安になってしまうそんな日でした。
”私は一体いつまでこんな日を過ごしていくんだろう・・・。”
これまで夫に尽くしてきた時間、守ってきた貞操、全てがバカらしくなってしまったのです。
繰り返し訪れる平凡な日々、籠の中の鳥のような生活、尽くしても尽くしても向けられることのない愛情・・・。
「解放されたい・・・。」
それだけでした。
ピーンと張り詰めていた糸が、目にも止まらない勢いでプツリと切れてしまう瞬間でした。
それから私が思ったこと、それは、自分自身ーー”麻衣”ーーという身体、このカラダ・・・
本当はいやらしくて、いつも誰かに求められたい。
そして互いに本能の赴くままに身体を重ね・・・逝き狂いたい・・・。
外見や、収入・・・そんな薄っぺらいことだけでなく、もっと・・・もっと身体の奥深いところで結ばれたい。
ただ、それだけでした。
「もう・・・偽りの人生はやめよう。」
一度きりの人生、一度きりのこの身体・・・本当に自分自身が求めていることに素直に生きよう。
それが私ーー”麻衣”ーーの秘密の始まりです。
これからの人生、本当に身体の相性の合う男性との最高のセックスを楽しみたい。それから私がとった行動は、”出会い系サイトPCMAX(R18)”への登録でした。
このサイトを利用して、全国のいやらしい男性との逢瀬を楽しむことにしたんです。麻衣が出会った男性達とのお話しは、また次回にお伝えしていきますね。
コメントを残すか考えたのですが、折角麻衣さんがココロの内を書いてくださったので感想や意見なんかを書いて残す事にしました。
先ずは逢瀬に走るキッカケになった下りですね。
やはりお金があると言うのは必要であるのですが、反面悪なのかも知れませんね。
ゆとりが旦那様の愛人を生み、その事で麻衣さんのココロに隙間を生み出したのだと思います。
私も生活に困窮しているわけではないのですが、やはりお金にゆとりとどうしても外に目が行きがちになる自分がいます。
なんか取り止めのない感想になってしまいましたが、こんな感じで毎回感想を残して行きますね。
続きを楽しみにしています。